原点があることを忘れない-人と人-
杉田クリニック院長の杉田 礼典(すぎた あやのり)と申します。ホームページからではございますが、ご挨拶をさせて頂きます
私は平成4年に医師になり、以来勤務医として診療にあたってまいりました。この過程で、「医療とは何であるのか」と愚考するようになりました。
そして「病める人がいて、これを何とか治せないかと憂う人がいる」これが、医療の原点なのではないかと考えるようになりました。
診断や治療における医療技術や知識は進歩しています。
これらの恩恵を享受しながら、私たち医療従事者は医療を生業とさせていただいているわけです。
しかし、あくまでもこれらは、「病める人をなんとかする」ための手段であると思われます。私ども当院スタッフの職責は、「病める人をなんとかしたい」と思う方々に加わり、微力ながらも私たちは私たちの力を尽くすことだと思います。
強い弱い、上も下もなければ、老も若もない、人と人であること。
これを矜持とするとともに開院にあたっての診療の原点と致したく存じます。
最後になりましたが、近隣の開業されておられる諸先生方や病院の先生方に御指導頂きながら、地域医療に貢献しその役割を果たせるよう修練を重ねていく所存でございます。